クロチクの花も咲く！

「クロチクの花も咲いているよ〜！」と教えていただき、早速撮影に行ってきました。・・・咲いていました！

クロチクが開花する周期については、60年に1度、あるいは120年に1度、と言われているそうです。

とにかくめったに見ることの出来ないめずらしい現象なので、ご散策にいらした際にはぜひご覧になってみてください。

この後、現在の竹は枯れてしまいますが、それにかわって新しい竹が生えてくるそうです。

「この開花は再生を意味する吉兆ですよ・・・！」と、教えていただきました。

そういえば、今年は巳年。年始の初詣の際に、宮司さんも「巳年は新たな挑戦や物事を始めるのに良い年です」と仰っていたことを思い出しました。

みんなにとって良い年になりますように。

フォトギャラリー 夜の白藤 2025

今回は、夜の闇に浮かぶ幻想的な白藤の写真をお届けします！天赦園写真協力隊　松田先生のご撮影です。

※　特別に撮影いただいたもので、夜間開放などは行っておりません。何卒ご了承くださいませ。

お昼間に陽の光の下で見るのとはまた違った美しさがあります。

撮影：松田隆

撮影：松田隆

漆黒の闇の中に白く浮かび上がる藤の太鼓橋。

撮影：松田隆

松田先生、いつも素敵なお写真をありがとうございます！

現在、太鼓橋式の藤棚は見頃を終え、緑に覆われておりますが、今年もきれいに咲いてくれて、たくさんのお客様にご来園いただき、楽しんでいただけたことに感謝です。

また来年の春を楽しみにしていてください！＆　紫野田藤など開花中のお花や、来月下旬から咲く花菖蒲などもぜひご覧にいらしてくださいネ！

藤開花情報 2025年4月7日付 白いお花が顔を出しました

今日の白藤の様子です。ツボミから白いお花が顔を出しました！

遠くから見ても藤棚の上にちょっとボリュームが出てきた様子がうかがえます。

今週はあたたかい日が続くようなので、お花の成長も進みそうです。今週末頃には見頃になるかも。

入り口の紫野田藤も伸びてきています。今日はこんな感じ。

これから藤の開花状況はこまめにアップしますので、ぜひチェックしてみてください！

園内では、他にもヒメリンゴの可愛らしいお花が開花したり・・・

濃いピンク色のシバザクラが咲き揃ったり・・・

ツツジが開花したりしております。

桜も葉桜になりましたが、まだキレイ！

ぜひご覧にいらしてください。お待ちしております！

3/23 お茶会レポート！

今回は、3/23（日）に開催された　天赦園春の呈茶会　の模様をお届けします！

撮影：松田隆

当日は春うららかな絶好の日和となりました！

アンズのお花も満開！

撮影：松田隆

撮影：松田隆

今日のお茶会を担当いただくのは、茶道表千家流の皆様。

お客様をお迎えする準備が着々と進んでいます。

撮影：松田隆

お茶室内の様子。手前の長机は、正座はちょっとしんどい・・・！というお客様にもお楽しみいただけるよう設けられた椅子席用の机です。

撮影：松田隆

宇和島藩8代藩主伊達宗城公が書かれた軸の前には、春らしい紅色と薄ピンクの素敵なお花が、やわらな白磁の花器に活けられ・・・

お風炉をはじめとするお茶道具もセットされました。

撮影：松田隆

こちらは緋傘と緋毛氈のお席。お天気の良い日にはこのお席でもお茶を召し上がっていただけます！

撮影：松田隆

お点前の様子もご紹介！この時に披露してくださったのは、先生のお孫様！

撮影：松田隆

お客様へのおもてなしの気持ちを込めて、丁寧にお茶を点てていきます。

撮影：松田隆

撮影：松田隆

所作の一つ一つがとても美しい・・・！

撮影：松田隆

こうして真心こめて点てていただいた一服のお茶。お客様からも、「とても美味しくいただきました。お菓子も春らしくて、味わいはもちろん、目でも楽しませていただきました！」とのお声をいただくなど、大好評でした！

お客様のおもてなしの際にはピンと張っていた緊張も、休憩中にはゆるんでほっこり。

撮影：松田隆

緋傘と緋毛氈のお席でお庭の景色をお楽しみいただきました。

撮影：松田隆

表千家流の皆様、あたたかいお心づかいとご尽力で素敵なお茶会にしていただき、本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します！

続きを読む

伊達桜咲く

「伊達桜」とは、「殿のお手植え」と伝わる鬼北町大本神社境内のエドヒガン桜のこと。

「殿」については、宇和島藩初代藩主の伊達秀宗公という説と、宇和島藩の支藩である吉田藩初代藩主の伊達宗純公という説とがあるようですが、何れにしろ、伊達のお殿様ゆかりの由緒ある桜の木。

古くから地元の人びとに「伊達桜」と呼ばれて親しまれ、保存会の方々のご尽力によって、今も大切に守られています。

その貴重な苗木を、ここ天赦園にもご寄贈いただいております！寄贈して下さった樹木医の森本さんによると、伊達桜のお花は、小振りだが「紅色が少しだけ濃く、花弁の輪郭がすっきりとした清楚な花」とのこと。

今月初旬に寄贈いただいた2本の苗木を植えたところ、早速、その可愛らしい清楚なお花が咲きましたので、ご紹介します！

藩政時代には歴代のお殿様が大本神社を訪れてお花見の宴を開いていたとか。

天赦園の苗木も元気に大きくなって、ご来園の皆様にお花見を楽しんでいただける日が訪れるように・・・大切に大切に育てて参ります！

その日が来るのが楽しみです。