2025年03月25日

伊達桜咲く

「伊達桜」とは、「殿のお手植え」と伝わる鬼北町大本神社境内のエドヒガン桜のこと。

「殿」については、宇和島藩初代藩主の伊達秀宗公という説と、宇和島藩の支藩である吉田藩初代藩主の伊達宗純公という説とがあるようですが、何れにしろ、伊達のお殿様ゆかりの由緒ある桜の木。
古くから地元の人びとに「伊達桜」と呼ばれて親しまれ、保存会の方々のご尽力によって、今も大切に守られています。

その貴重な苗木を、ここ天赦園にもご寄贈いただいております!寄贈して下さった樹木医の森本さんによると、伊達桜のお花は、小振りだが「紅色が少しだけ濃く、花弁の輪郭がすっきりとした清楚な花」とのこと。
今月初旬に寄贈いただいた2本の苗木を植えたところ、早速、その可愛らしい清楚なお花が咲きましたので、ご紹介します!

20250325_110238.jpg

20250325_110307.jpg

藩政時代には歴代のお殿様が大本神社を訪れてお花見の宴を開いていたとか。

天赦園の苗木も元気に大きくなって、ご来園の皆様にお花見を楽しんでいただける日が訪れるように・・・大切に大切に育てて参ります!
その日が来るのが楽しみです。
タグ:サクラ
posted by 天赦園管理人 at 15:11| 日記