10/28・29は一宮様の秋祭りでした。
お神輿の巡行は今年もありませんでしたが、天赦園では10/29、秋晴れの空のもと、お子さんたちが一生懸命練習した獅子舞と八ツ鹿踊りをご披露くださいました!
獅子舞 → 八ツ鹿の順でご披露!
タンタタン、タンタタンという心地いい太鼓のリズムにのって、獅子も踊る!
その後眠っていた獅子を、男の子が起こします。「誰だ〜気持ちよく寝てたのに!!!」と獅子が怒って起き上がる!
対決!!
獅子さんんはこの後歯をカチカチと鳴らしながらお客さんのところを回って悪いものを追っ払ってくれました!
佐伯町保存会の皆様、今年もありがとうございました!!
続いては、八ツ鹿踊りです!宇和島市の無形民俗文化財にも指定されている、伝統ある踊りです。詳しくは
コチラをご参照ください。
衣装を着けて、いよいよ本番!緊張の面持ちです。
整列して、さぁ、始まるよ!
「そ〜〜〜〜〜りゃぁ〜〜〜」のかけ声、そしてトン、トン、トン・・・という太鼓の音から踊りが始まりました。
透明感のある、そして一息でとても長く、力強く響くかけ声を聞いて大感動!
声の出し方なども何度も練習し、大変な努力のかいあってはじめて出せる声です。頑張りがひしひしと伝わってきました!
「ま〜われま〜われ み〜ず〜ぐ〜るま」・・・
全8頭のうち、1頭はメス鹿で、姿が見えなくなったメス鹿をオス鹿が探しあて、喜び合うというストーリー(歌詞)に沿って踊りが進んでいきます。
実はこの八ツ鹿踊りは、大河ドラマ「青天を衝け」に登場中の「うた」(渋沢栄一の娘)も見ていて、その日記に感想を「鹿の子は、おさなきわざながら、古風にて中々よろし」と記しています。
ふるさとの伝統文化は、それを守り伝える人、受け継ぐ子どもたちの努力によって生かされている・・・本当に素晴らしいことだなぁとしみじみ感じます。
この日宇和島っ子として八ツ鹿を踊った思い出は、子どもたちのなかにも大切な記憶としてずっと残っていくんでしょうね。
八ツ鹿保存会の皆様、ありがとうございました!
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posted by 天赦園管理人 at 10:58|
日記